海外旅行の準備って、わくわくしますよね。
でも実は――
最も見落としがちなのが「カード手数料」です。
娘とのイギリス卒業旅行を40万円の予算で計画しました。
楽しいはずの旅行ですが、
支払い方法によっては最大約4万円もの損をする可能性があることをご存知でしたか?
私自身、帰国後の請求額を見て驚いたひとりです。
主な原因は次の3つです:
◎海外事務手数料
◎為替レートへの上乗せ
◎円建て決済(DCC)による不利な換算
この記事では、
- 海外旅行でカードを使うと何が起きるのか
- クレジットカードとWiseはどちらがお得?
- 手数料を最小限にする具体的な方法
を、できるだけやさしく、実体験も交えながらお伝えします。
【手数料の比較】海外旅行でカードを使うと手数料はいくらかかる?
【クレカとWiseカードの手数料比較】
| 項目 | 一般的なクレジットカード | Wiseカード |
| 海外事務手数料 | 約2.20% | 0% |
| 両替手数料 | 上記に含まれる(隠れたコスト) | 0.52%(事前に両替するだけ) |
| 合計コスト | 約2.2% | 0.52% |
今回、行きは40万円、帰りは10万円使用した場合の手数料を比較してみました。
【両替の手数料の比較】
| 両替・支払い方法 | 実質レート(1ポンド) | 手数料率(円⇔ポンド) | 行き40万円使用時の手数料 | 帰り10万円使用時の手数料 | 合計支払手数料額 | 備考(メリット・デメリット) |
| Wiseカード | 200.5円 | 0.52% | 2,080円 | 520円 | 2,600円 | 最安。アプリで即時両替可能。 |
| 一般のクレカ | 204.0円 | 約2.2〜3.6%程度 | 8,800円 | 2,200円 | 11,000円 | 手軽だが手数料が高い。 |
| 銀行・空港両替 | 220.0円 | 約7.0% | 28,000円 | 7,000円 | 35,000円 | 安心だが最も損。 |

Wiseの両替手数料は比較的低水準です。
一般的なクレジットカードで40万円分お買い物をすると、カード会社に払う『海外事務手数料(約2.2%)』だけで8,800円もかかってしまいます。一方で、Wiseカードなら事前に0.52%の手数料で両替しておけば、現地での決済手数料は0円。その差額6,720円にもなります!
「クレジットカードの支払いは、VisaやMastercardが決める『本日のレート』に、カード会社が取る『海外事務手数料(約2.2%)』がプラスされて請求されます。つまり、実質的には市場レートよりも約2.2%〜2.5%ほど高い金額を支払うことになります。」
クレジットカードを使うと、『海外事務手数料』という名目で約2.2%が自動的に上乗せされます。40万円の支払いなら、それだけで8,800円。 一方、Wiseカードなら事前に0.52%の手数料で両替しておけば、現地での決済手数料は0円です。この『目に見えにくい手数料の差』が、旅行全体の予算に大きく響いてくるんです!
Wiseカードとは?海外旅行で人気の理由

まずは、Wiseカードってどんな会社?
運営会社:Wise Payments Limited(旧TransferWise/トランスファーワイズ)
創 業:2011年
上 場:ロンドン証券取引所(LSE)に上場しています(ティッカーシンボル:WISE)
提供サービス:国際送金・多通貨口座(マルチカレンシー)、Visa/MastercardブランドのWiseデビットカード
カード種類:VisaまたはMastercardブランドのデビットカード
信用性と安全性
Wiseは、銀行ではない「電子マネー機関」ですが、世界中の金融規制当局の監督下にあり、高い安全基準を満たしています。
- 資金の保全(分別管理):主要銀行や高流動性の資金に分別して管理することが義務つけられているため、万が一Wiseが破綻した場合、顧客の資金は保全されます。
- 規制当局による認可:日本国内では、関東財務局に資金移動業者として登録されています。イギリスでは金融行動監視機構(FCA)から認可を受けている等、事業を展開するすべての国で現地の金融規制を遵守しています。
現地ATMでの現金引き出しは、月2回まで手数料無料!
「※無料引き出し回数を超えるとATM手数料が発生する場合があります。」
*上記は、2026年3月時点の情報です
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 為替手数料が低い(0.52%) | クレジットカードのような旅行保険はない |
| 海外事務手数料はない | applepayと連携できていない ※一部条件下ではApple PayやGoogle Payとの連携ができる場合があります |
| 複数の通貨が持てる | クレジットカードのような後払いができない |
| 使った分だけ即引き落とし。残高も即時確認できる | 残高以上は使えない |

Wiseアプリとカードがあります。
画像はWiseアプリになります。
- 「40通貨」と一つで管理
- 「10種類の現地口座情報」が持てる
- 「150か国以上」で決済可能
アプリを使ってもカードを使ってもメリット・デメリットは変わりません。
アプリは、入金・両替は一目でわかります。
Wiseカードは為替手数料が比較的低く、通貨によって異なりますが約0.4〜0.7%程度のことが多いです(Wise公式 2024年11月時点確認)
※手数料の詳細はWise公式サイトをご確認ください。

クレジットカードを利用するメリット
- 海外旅行傷害保険の付帯。
- 高額決済に強い。
- ポイントやマイルが貯まる。
- apple pay、Google payと連携すると交通機関でも使用できる。

旅行会社でも障害保険の案内はありますが、クレジットカードに付帯しているか確認して決めていきたいですね。
あと、ホテル代や宿泊費は高額になるのでクレカが安心ですね。
私が実践している使い分け方法
「終活鯛」としていろいろ検討した結果
- レストランや買い物→Wiseカード
- ホテルや高額支払いは→クレジットカード
- 緊急用→クレジットカード
【今回、実践した内容】
旅費・ホテル代:クレジットカード
両替:Wiseカード(空港での両替は高くなるため、エジンバラのホテル近くで両替)
買い物:Wiseカード
交通機関:applepay(クレジットカード)
チップ:現金(現地通貨)
コインランドリー:現金(現地通貨)
トイレチップ:現金(クレジットカードでもOK)
緊急時:クレジットカード
帰国後の両替
Wiseアプリ:携帯のアプリで5分とかからず完結

Wiseカードの手数料は断トツ安かった!
両替にかかる時間も節約できて、娘とラウンジでティータイムを楽しむことができました。
海外旅行前に必ずやることチェック
- クレジットカードの海外旅行傷害保険の確認
- クレジットカードの海外事務手数料を確認
- 利用限度額の確認
- Wiseは渡航2〜3週間前に作る(携帯アプリ1~2週間でOK)
- 暗証番号チェック
- 不正利用連絡先メモ

準備しておくと
旅先で慌てずに済みます。
それと、準備しておくことで、いつでも安心して旅行に行けますね。
※海外事務手数料はカード会社により異なります。
例として、主要カード会社では約2〜3.85%程度とされています。
(各社公式サイトより 2026年3月確認)
まとめ|海外旅行のカード手数料は「知っている人」が得をする
海外旅行では、
- Wiseカードとクレジットカードを使い分ける
- 各クレジットカードの手数料率を確認する
- 海外旅行傷害保険の内容を確認する
- 支払いは現地通貨で払う
これだけで、
数千円〜数万円以上変わることもあります。
せっかくの旅行。
無駄な手数料より、
おいしい食事や思い出にお金を使いたいですよね。
少しの知識が、旅をより豊かにしてくれます。
今回、電車事故で宿泊先にたどり着けず、改めてホテルをとりました。残念ながら保険は飛行機のみの遅延に対応していました。
海外から日本への電話のやりとりは時差があるため、大変でした。
帰国後の電話料金もいつもの4倍かかってしまいました。
事前に調べておけば安心でしたね。
この体験から、現金は少額でOK!
イギリスはカード利用が主流であると実感しました。

元気なうちに楽しむことも終活の一つです!
※クレジットカードの海外事務手数料は年々上昇傾向にあり、一般的には約2.2〜3.6%ほどです(Visa公式サイト 2026年1月確認)
「イギリス旅行ルートはこちら」



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