配偶者の定年は64歳がいいか、65歳がいいか?

私の終活
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介護業界で26年働く中で、定年前後の生活やお金に不安を感じ方を見てきました。
その経験も踏まえて解説します。

MIYAKO
MIYAKO

うちの配偶者は、定年を64歳にするか、65歳まで働くか。

「どちらがお得なの?」と
定年後の生活に不安を感じています。

特に配偶者の扶養や社会保険が関係してくると、
判断はさらに難しくなります。

この記事では、

  • 64歳退職と65歳退職の違い
  • 扶養への影響
  • 実際にどちらがお得になるのか

をわかりやすく解説します。

老後のお金は、早めに知っておくだけで安心感が変わります。

64歳退職と65歳退職の大きな違い

一番大きな違いは「社会保険」と「年金」です。

【年齢でみる失業保険(雇用保険)の大きな違い】

項目65歳になる直前(誕生日の前々日まで)65歳以降に退職
もらえる給付金失業保険(基本手当)高年齢求職者給付金
給付日数90日~最大240日分30日~最大50日分
もらい方定期的に分割で受け取る一括で受け取る
受給総額約76万円(150日の場合)約25万円(50日のみ)
年金との関係受給期間のみ年金が止まる給付金と同時に年金100%もらえる

給料:月額25万円(日額 約5,100円)の場合のシミュレーションです。

MIYAKO
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失業保険の総額だけみれば、64歳11ヶ月での退職が圧倒的にお得になることはわかったけど。

年金どうなる?

【64歳退職と65歳退職の年金シミュレーション(イメージ)】

項目64歳で退職し、失業保険(基本手当)を150日受給する場合65歳で退職し、高年齢求職者給付金を50日受給する場合
失業保険約75万円〜90万円(150日分)約25万円〜30万円(50日分の一時金)
年金失業保険受給期間中(約5〜6ヶ月以上)は年金が0円。受給期間終了後に年金が再開されます。退職後も年金は100%受給できます。
合計収入年金停止期間:失業保険の総額のみ
年金受給終了後:年金全額
高年齢求職者給付金 + 年金全額

扶養に入るタイミングの注意点

MIYAKO
MIYAKO

そういや、配偶者の健康保険や介護保険はどうなる?

私か、子供の扶養に入った方がいい?

  • 「日額5,000円」がボーダーライン
    • 60歳以上の場合、失業保険の基本手当日額が5,000円未満であれば扶養に入り続けることができます。
  • 前職の給料が月25万円の場合
    • 日額は約5,100円前後になるため、残念ながら受給期間中は扶養から外れる必要があります。

【失業保険・年金と扶養のシミュレーション】

*給料:月額25万円(日額 約5,100円)の場合のシミュレーションです。

時期・状態扶養の可否理由・注意点
退職直後(7日間もしくは2ヶ月)入れる収入がない期間のため、扶養に入って保険料を節約できます。
失業保険の受給期間外れる約日額5,100円は、60歳以上の基準(5,000円)を超えるため、受給中は国保等に加入。
失業給付期間終了後入れる再就職せず無収入であれば、再び扶養に戻れる。
65歳から年金受給条件次第(下記参照)
70歳から年金受給条件次第(下記参照)

【重要】年金受給=扶養から外れる、とは限りません。

年間の合計収入扶養
180万円未満入れる
180万円以上外れる
MIYAKO
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配偶者の年金額が月15万円超えるか超えないかが、扶養の分かれ道なんですね。

【年金定期便のチェックポイント】

  • 見るべき数字: 「老齢基礎年金」+「老齢厚生年金」の合計額
  • 判定基準(60歳以上の特例)
    • 年額180万円(月額15万円)未満 → 失業保険が終わった後、ずっと配偶者の扶養に入り続けられます!(保険料負担ゼロ)
    • 年額180万円(月額15万円)以上 → 残念ながら扶養には入れず、自分で国民健康保険を払う必要があります。
MIYAKO
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失業保険は多くもらえるのに扶養に入れなかったら保険料負担があるんですね。

*64歳で退職し、75歳まで扶養に入り続けた場合の保険料負担

保険の種類64歳~65歳未満65歳~75歳未満75歳以降
健康保険料自己負担なし自己負担なし自己負担あり(後期高齢者医療保険)
年金保険料自己負担なし自己負担なし自己負担なし
介護保険料自己負担なし自己負担あり(個人で支払い)自己負担あり(個人で支払い)
MIYAKO
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扶養に入れる人は入った方がいいけど、失業保険をもらうことになったら、保険料の金額で入れる、入れないがでてくるので大変ですね。

※ご不明な点があれば、お住まいの市区町村の窓口や年金事務所、健康保険組合にご相談ください。

終活鯛の締めくくり|安心した終活を迎える

  • 制度を知ることで、退職後の不安は軽減されます。
  • 扶養は入れる、入れないは、失業保険の金額で変わます。
  • 失業保険・健康保険・年金保険・介護保険などのこれらの保険料を考慮に入れることは重要です。
  • 失業保険受給期間、「今からできること」を楽しみながら学べます。
  • 定年はゴールではなく、新しい生活のスタートです。

【終活鯛からひとこと】

64歳か65歳か。
どちらが正解ということはありません。

大切なのは、
これからの生活をどうしたいかです。

お金だけでなく、
体力や気持ち、夫婦の時間も大切な判断材料です。

MIYAKO
MIYAKO

後悔しない選択をするために、

少しでも参考になれば嬉しいです。

※本記事は2026年2月時点の情報をもとに作成しています。制度は変更される可能性がありますので、手続きの際は必ず年金事務所やハローワーク等で最新情報をご確認ください。

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