親の介護で何をする?|介護費用、相続で知っておくべきこと

親の終活
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MIYAKO
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「うちの親はまだ大丈夫」と思っていませんか?


介護はある日突然やってきます。

「何から手をつければいいかわからない」
「お金のことが心配…」

「介護支援専門員として18年、そして相続診断士としての視点から、親の介護とお金、そして避けて通れない相続の準備について実体験を交えて解説します。」

老後資金2,000万円は本当?

MIYAKO
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そもそもなぜ、老後2,000万円て言われたのか?

これは金融庁が2019年6月に発表した報告書「高齢社会における資産形成・管理」に基づいています。

【計算の根拠】

この報告書では、以下のように計算されています。

対象:標準的な高齢夫婦無職世帯(夫65歳以上、妻60歳以上)

項目金額
月額支出約26万円
月額収入(年金)約21万円
月額不足額約5~5.5万円
年間不足額約60~66万円
30年間の不足額約1,800~2,000万円

月額不足分5.5万円×12ヶ月×30年=1,980万円~2,000万円と言われています。

ただ、これは「平均値」です。

住宅ローンや家賃を払っていたら、月額26万円を超えるかもしれません。

住宅ローンがなくなったら、月額16万円で済むかもしれません。

また、この計算には介護、医療費用が含まれていません。

そして今後の介護、医療の変動。

年金制度の変化でも変わります。

重要なのは、「自分たちの家族にとって、どれくらいの老後資金が必要か」を事前に計算していくことです。

実際にどのくらいかかるのか、目安を計算してみましょう👇

介護費用シミュレーション(かんたん入力)
項目 金額
月額支出
月額収入(年金など)
月額の結果
年間の結果
30年間の結果
※計算ボタンを押すと、過不足(+ / −)が表示されます
※あくまで目安です。実際の介護費用は状況により異なります。
MIYAKO
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上記の表に自分たちの金額を入れて計算してみましょう。

実体験|簡単費用計算

まず最初に

【介護費用を知っておこう!】

MIYAKO
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介護費用は、介護度によって費用が変わります。

介護保険の介護度は、
非該当
要支援1、2
要介護1、2、3、4、5となっています。

↓下記の表は、要支援1~要介護5の支給限度額(1ヶ月あたり)

介護度月額支給限度額1割負担額2割負担額3割負担額
要支援150,320円5,032円10,064円15,096円
要支援2105,310円10,531円21,062円31,593円
要介護1167,650円16,765円33,530円50,295円
要介護2197,050円19,705円39,410円59,115円
要介護3270,480円27,048円54,096円81,144円
要介護4309,380円30,938円61,876円92,814円
要介護5362,170円36,217円72,434円108,651円

※本人の収入に応じて1割~3割負担があります。

【例】

  • 要介護3
  • 介護保険も医療保険も2割負担
  • 持ち家
  • 介護サービスは、デイサービス、ショートステイをフルで利用
項目金額
介護費用78,820円
デイサービス・ショートステイの食費30,000円
医療費用10,000円
食費30,000円
光熱費10,000円
おむつ代15,000円
衣類10,000円
理美容室5,000円
合計188,820円
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実際にどのくらいかかるのか、目安を計算してみましょう👇

介護費用シミュレーション(内訳入力)
項目 金額(円)
介護費用
デイサービス・食費
医療費
食費
光熱費
おむつ代
衣類
理美容室
合計
※金額を入力して「計算する」を押すと合計が表示されます
※あくまで目安です。実際の費用は状況により異なります。
📌 参考資料(厚生労働省)
介護サービスの費用や自己負担については、厚生労働省の公式サイトでも詳しく解説されています。
介護保険では、原則としてサービス費用の1割(所得により2〜3割)を自己負担します。
厚生労働省の解説ページを見る

※厚生労働省の情報をもとに解説しています

介護とお金は相続につながる

MIYAKO
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介護にはお金が必要になります。
親はお金はあるのか?
誰が出す?

  • 年金
  • 預貯金
  • 生命保険


我が家は全くわかりませんでした。

だいたいの財産がわかったら次の問題がでてきました。

どういう風に使うのか?

お金が足りなくなったらどうするんだと。

本人の意思確認もわからず、各自が言いたいことを言い揉めます!

相続について不安がある場合は、専門家に相談するという選択肢もあります

相続診断士とは?
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相続診断士は、「本人の意思」を家族に相続してもらい、
本人が望まない争族をしないようにしましょうというものです。

先逝く人が安心して残された者たちが「争族」しないで「笑族」していきましょうというものです。

【争族vs笑族】

争族:勝ち負けを争い、本人の想いが置き去りになる
笑族:最後のお見送りをして、本人は安心できる相続

相続診断士を利用するメリット、デメリット

メリットデメリット
感情が入ることなく、相続の整理整頓ができる。お金がかかる。
相続の揉め事なのか、税金のことなのか、土地のことなど、状況に合わせて専門機関に繋げてもらえる。お金がかかる。

相続について不安がある場合は、専門家に相談するという選択肢もあります。

相続診断士に興味を持たれた方👇こちらを参照してください。

相続診断協会
相続手続き・遺産相続などのサポート~相続診断協会~相続診断士は、相続に関する広く多岐にわたる問題を理解し、一般の方の啓蒙活動を行います。
MIYAKO
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相続診断士は、チェックリストとヒヤリングシートを活用します。

本人の意思

MIYAKO
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本人の意思確認は、とても大事です。
前もって聞いておけばよかったとよく聞くことがあります。

そこで本人に確認しておいた方がいいことをリストアップしました。

自宅か施設か?車いすになっても自宅がいいのか?ちょっと踏み込んできいてみましょう。
病名複数の疾患を抱えていることもあるので確認しておきましょう。
病院名複数の病院の場合は一ヶ所にできないか医師に相談をしましょう。
服薬お薬手帳の活用をしましょう。かかりつけ薬局も決めていきましょう。
通院日状態によっては往診ができるか医師に確認しておきましょう。
余命の告知・延命治療・臓器提供・検体聞ける範囲で聞く。無理には聞かない。
お金の管理入院費の支払い、光熱費の支払い等、できなくなった時の管理はどうするか聞いておきましょう。
生命保険の加入本人以外でも手続きできるか?できない時は家族が対応できるようにしていきましょう。
連絡した方がいい友達、しない友達定期的な習い事や約束などがないか、確認しておきましょう。

※あくまで介護支援専門員の経験、終活アドバイザーとして上記の内容があったらいいなと最低限のもので作成したものです。

迷ったら、エンディングノートの活用をするのもいいと思います。

MIYAKO
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エンディングノートは決まった形式はありません。無料で出しているエンディングノートも参考にしてみてくださいね。

法務省 エンディングノート(PDF )

司法書士会 パンフレット

終わりに

親の介護で大切なこと

・介護費用は家庭ごとに違う
・相続の問題は早めに考える
・一番大切なのは本人の意思

老後はみんな通る道です。

事前にできることはやっておくことは自分たちのためにもなります。

  • 親の老後資金の計算をしておくこと
  • 介護費用を知って計算をしておくこと
  • 本人の年金収入・貯金・生命保険を家族で共有しておくこと
  • 本人の意思確認をエンディングノートでしておくこと

親の介護やお金、相続の問題は、いざというときに一気に現実になります。
私の経験からも「早めに少しずつ準備しておくこと」がとても大切だと感じました。

完璧に準備する必要はありません。
「少し知る」「少し話す」だけでも、将来の不安は大きく変わります。

ぜひ、参考にしてみてくださいね。

MIYAKO
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できることから、一歩ずつ進めていきましょう。
by終活鯛

※本記事は一般的な情報をもとに作成しています。実際の判断や手続きについては、専門家へご相談ください。

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