「子供達には迷惑をかけたくないから、将来は施設に入るようしてほしい。」
ある日、親にそう言われて戸惑いました。
正直、どう受け止めていいかわかりませんでした。
- 本当に施設に入れるの?
- お金はどれくらいかかる?
- 自分が払うことになるの?
同じように不安を感じたことはありませんか?
この記事では、実際の経験をもとに
「施設入所の準備」について、できるだけわかりやすくまとめました。

「施設」って言われても親の年金額も知らないのに…。
施設の費用は?|誰が払う?
施設というと「お金がかかる」イメージ…。
結局いくらかかるの?
誰が払うの?
施設に入ったらあとは「死」を待つだけでいい?
まずは、
【介護保険施設の費用】
| 介護度 | 月額支給限度額 | 1割負担額 | 2割負担額 | 3割負担額 |
| 要支援1 | 50,320円 | 5,032円 | 10,064円 | 15,096円 |
| 要支援2 | 105,310円 | 10,531円 | 21,062円 | 31,593円 |
| 要介護1 | 167,650円 | 16,765円 | 33,530円 | 50,295円 |
| 要介護2 | 197,050円 | 19,705円 | 39,410円 | 59,115円 |
| 要介護3 | 270,480円 | 27,048円 | 54,096円 | 81,144円 |
| 要介護4 | 309,380円 | 30,938円 | 61,876円 | 92,814円 |
| 要介護5 | 362,170円 | 36,217円 | 72,434円 | 108,651円 |
【介護保険以外の費用】
- 居住費
- 食費
- 日用品費
- 医療費
- 衣服
- 理美容費
施設の居住費・食費について
「介護保険負担限度額認定申請書」というものがあります。
医療費・介護費について
「高額医療・高額介護合算制度」というものがあります。
*厚生労働省の情報をもとにして解説しています。
【支払いについて】
- 本人の年金
- 本人の預貯金
〖支払えない時について〗
- 扶養義務者(配偶者・子・親)
*法律では「余裕がある場合に助ける」義務があるため支払いを求められることがあります。しかし、生活がギリギリの場合は無理に支払う必要はない。

実際のパターン
・本人の年金+貯金で払う
・足りない分を家族がサポート
どんな施設があるの|すぐ入れる?
【介護保険が適用される主な施設】
①介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)
通称:特養
- 要介護3以上から入所(特例はあり)
- 常に介護が必要で在宅生活が困難な人
- 食事・入浴・排泄などの介護を受ける
常時介護が必要で在宅が困難な人に対して生活介護を提供する施設と説明しています
【介護老人保健施設】
通称:老健
- 病院から自宅に戻るための中間施設
- リハビリ中心
- 在宅復帰が目的
リハビリ等を行い在宅復帰を目指す施設と説明しています
【介護医療院】
通称:なし
- 長期療養のための医療と日常生活上の世話
介護療養型医療施設が廃止になり、平成30年(2018年)4月から介護医療院が新しく追加されました。
医療と介護を一体的に提供する施設と位置づけています。

〖介護保険対象ではない施設〗
- ケアハウス
- 有料老人ホーム
- サービス付き高齢者向け住宅
*「特定施設入居者生活介護」に指定されていれば、介護保険が使える場合があります。

施設入所までの流れ
- 施設見学
- 申し込み
- 空きが出たら施設の事前訪問
- 施設へ必要書類提出
- 施設での審査会
空きがあれば1ヶ月もかからず入れることがあります。
施設の選び方|状態によって変わる
Q.誰でも希望するところに入れる?
A.状態によって選べる施設は変わります。
状態によって、入れる施設、
入れない施設があります。
なので一概に言えない。
【例えば①】
1人で外出できて、自分のことは自分でできる。
身の回りの管理もできる人は、
- ケアハウス
- 有料老人ホーム
- サービス高齢者住宅
【例えば②】
要介護3以上の認定がある人は、
- 特別養護老人ホーム
- 有料老人ホーム
- サービス付き高齢者住宅
「認知症」と診断を受けたら、
【例えば③】
要介護1以上で認知症の診断がある人
- グループホーム(施設ではない在宅扱い)
- 有料老人ホーム
有料老人ホームには、
- 住宅型
- 介護型
他にも種類があるかもしれません。
見学時に
最期までいられるところなのか、
外部サービスを利用しないといけないのか、
見学時に確認をしていきましょう。

状態によって、選ぶ施設が変わります。
施設入所前にやっておくべき準備|家族と話し合い
実際に家族で話し合うためのチェックリストです。できるところから一緒に確認してみてくださいね
施設入所前の準備チェックリスト
家族で話し合いながらチェックしてください。入力内容はこの端末内に保存されます。
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まとめ
施設の話は、元気なうちは「まだ先のこと」と思いがちです。
でも、本人から「施設」という言葉がでたタイミングで
話しておくと、その後がとてもスムーズになります。
・費用はいくらかかるのか
・どんな施設があるのか
・いつ入るのか(タイミング)
こうしたことを、今のうちに少しずつ話しておくだけで、
将来の不安はぐっと減らせます。
元気な今だからこそ、
一度、家族で話してみてはいかがでしょうか。

備えあれば、憂いなし。
老後に笑顔を!
一緒に「終活鯛」をしていきましょう!




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