「何度言っても親が言うことを聞いてくれない…。」
そんな悩みを抱えていませんか?
はじめに:なぜ「老いては子に従え」が難しいのか?
子はある程度の年になると自立します。
うるさい親から解放され、自由を手に入れます。
自分の好きなように生活できるようになります。
親と子の距離も、自然と生まれます。
そんな中、親は子に
「少しだけど好きに使いなさい」とお金を渡します。
親は子を応援しながら、どこかで「支える側」として
優位な立場にいることもあります。
そして年を重ねるごとに、
お金は貯まっていきますが、身体は少しずつ衰えていきますが、それを認めるのは簡単ではなりません。
それでもーー
その現実を、なかなか認めようとはしません。
「俺はまだできる。」
「まだ、大丈夫。」
「子どもに世話にはならん。」
そう思いながら、日々を過ごしています。
でも、なぜ「老いては子に従え」が難しいのでしょうか?
それは単なる頑固さではなく、
👉「自分でいきていたい」という強い気持ちがあるからだと思います。
高齢者「従わない」背景にある心理と現状

最近、何をやるにも億劫になる。
「ダメ」と思ったら、何もできなくなりそう…。
そんな不安を抱えているようにも感じます。
【高齢者の心理】
- 友人が亡くなっていく
- 近隣の人たちも居なくなる、施設に入る
こうした変化の中で、
目には見えない喪失感が積み重なっていきます。
寂しさも、少しずつ積み重なっていきます。
その一方で
- 子どもに迷惑をかけたくない
- 自分はまだ大丈夫だと思いたい
そんな気持ちが強くあります。
「大丈夫」と言い聞かせながら、
気力を振り絞っているのだと思います。
【家族の現状】
離れて暮らす子は、高齢者のニュースがあるたびに心配なります。
一緒に住んでいないからこそ、
実際の様子がわからず、不安ばかりが大きくなっていきます。

一緒に住もうか?
と提案しても、
多くの場合、拒否されます。
具体的なケースと家族の悩み
【車の運転】

もう、89歳になったんだから車の運転はやめようよ!

ブレーキとアクセルをちゃんとわかってるから大丈夫!
ダメな時は自分で辞める!
本人なりに、
- 長距離は運転しない
- 近隣だけにしている
という自覚があります。
👉「まだ自分で判断できる」という自信があるのです。
【調理・食事の管理】

自分で食事が作れなくなってるでしょ!
配食を利用しようよ!

俺ができるのに利用しなくてよろし!
実際には、
- 賞味期限切れのものがある
- 傷んだものを冷蔵庫に取っている
それでも拒否します。
👉「まだできる」という気持ちが強いからです。
【掃除】

7LDKの家を一人で掃除するのは大変だよ。

俺が動けるうちは大丈夫だ!
実際に家はきれいです。
正直、私の家よりきれいなくらいです。
ただ、
- 体調が悪い日はできていない
- 人に触られると物の位置が変わる
それがストレスになっています。
【何度も同じことを聞いてくる】
- パソコン
- iPad
- 携帯
- 調理方法
- 食器洗浄機の使い方
- 重曹やクエン酸の使い方

お父さん、さっきも言ったけどね~。

そうか~。
書いとかんといかんね。
でもーー
書いたノートをどこかにやってしまう…。
こういうことも増えてきてます。
頑固な親への接し方と説得のコツ
つい、こう言いたくなります。
「危ないからやめて」
「もう無理でしょ」
でも、これでは伝わりません。
少し言い方を変えるだけで変わることもあります
✖「やめて」
→
✅「一緒に考えてみない?」
✖「危ない」
→
✅「こういう方法もあるよ」
✖「無理」
→
✅「試しにやってみない?」
👉命令ではなく「提案」にすることが大切です。
私が大切にしている考え方
こんな言葉があります
「子供叱るな来た道じゃ
老人笑うな行く道じゃ」
この言葉は作者不詳ですが、
永六輔さんが著書で紹介し広めたと言われています。

この言葉を思い出すと
「自分も同じ道を通ってきた」
「これから通る道でもある」
そう思えるようになります。
関係性をつくることが一番大切
正直、すぐには変わりません。
同じことの繰り返しになります。
イライラすることもあります。
それでも
- 一緒に食事をする
- 楽しく会話をする
そういう時間を大切にしています。

関係性ができて、はじめて
少しずつ言葉が届くようになると感じています。
まとめ:焦らず、気長に付き合う
子供の想いを、いきなりストレートにぶつけない。
楽しい時間を一緒に過ごす。
自分を犠牲にしすぎない。
自分を大切にする。
時間がかかっても、焦らない。

お酒を飲みながら一緒に食事をするのが楽しみ。

ただ、お酒が入ると1時間くらい説教が始まることもあります。
家族には嫌がられています。
それでも、週に1回は付き合うようにしています。
👉関係を保つことが、一番大事だと思っているからです。
親を変えることは難しいです。
でも、関わり方を変えられます。
焦らず、少しずつ。
これからも向き合っていこうと思います。



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